下松トピックス社は生活からローカルの歴史・文化の情報提供をおこなっています。

賽銭泥棒と慈悲

あるお寺で賽銭が盗まれ、賽銭泥棒が捕まったとテレビで報道された。お寺でちょくちょく賽銭が盗まれ、その対策を警察に相談し盗難防止カメラを設置した。お寺の住職が監視し、現行犯で捕まえたと報じていた。泥棒はいけない。事情はいろいろあるだろうが、食うに食えない生活だったかは分からないが、そこに賽銭があったからつい手を出したのだろうか。お寺側としては、善男善女のお賽銭を毎日回収せず、盗難に遭いましたでは話がおかしい。お寺側が泥棒を捕らえる事に重きを置いたことも解せない。お寺側としてはまず毎日賽銭を回収し、賽銭箱に「泥棒様お賽銭はありません。正業についてください」くらいの張り紙を置くウィットがあってもよいだろう。まずは盗難防止策を施し、心得違いの人を善導するのもお坊さんの役だろう。慈悲を広辞苑で調べると、①仏・菩薩が衆生を哀れみ慈しむ心、②慈しみ哀れむ心、情け慈悲心、とある。泥棒は警察に任し、善導はお坊さんに任す、これでよい。そんなふうに感じた。

坪郷

下松トピックスは下松市に関する各種イベントや下松市の歴史などさまざまな興味深い情報を発信してます。紙面でご愛読くださっていた方々も、 これからもよろしくお願いします。

© Kudamatsu Topics And Konomachi Inc. All rights reserved.

【所在地】
〒744-0008
山口県下松市新川2丁目14−24
電話: 0833-44-5870