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中世の鷲頭氏 ―下松ゆかりの大内氏の一族―

下松市地方史研究会、特別講演会が7月29日にほしらんどくだまつで行われ、山口県文書館の和田秀作氏が下松ゆかりの鷲頭氏について発表された。

鷲頭氏は大内氏の一族として南北朝時代から名前が歴史に出ており平安―鎌倉期の盛保、大内盛房の三男(鷲頭三郎)が祖と云われている。

本拠地は鷲頭庄(下松市切戸川流域)。館は―下松市殿ヶ浴か豊井小学校付近。鷲頭山妙見社は鷲頭の代神。全盛期は山口県の長門市全域及び石見国の守護代でもあった。一時は大内氏一族の最上位になっていた。