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海に立つ石の鳥居

地元の小さなパワースポット【笠戸島の厳島神社】

 笠戸島深浦湾の西側に鎮座する“厳島明神の祭神”伊都岐島姫命で大昔、自分の安住の地を探して筑紫(福岡県)から瀬戸内海を東に向って航海の途中、深浦に泊り山や海の景色が気に入り永住の地にしたいと思われたが、笠戸島には七浦に七恵比寿を祭らなくてはならないのに一浦たりず、あきらめて東の安芸の国「宮島」へ移られたと云われています。

 深浦という地名は入江も深く湾が風よけになり、神功皇后が新羅に親征の途中ここにも立ち寄られたとも伝えられており、毎年旧暦の6月17日(今年は8月8日)の夜には宮島の管弦祭と同じように、深浦湾に舫(もや)っている70~80隻の船名を書いた提燈をともした2隻の打瀬船が日没とともに、沖に出て笛や太鼓のお囃子と共に今でも毎年明神様にお参りが行われています。

今治

海から10m上がった所 深浦漁港から見る

海から10m上がった所 深浦漁港から見る

厳島明神

厳島明神

満潮になると半分水没する

満潮になると半分水没する

海に立つ石の鳥居

海に立つ石の鳥居