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竹林の整備と竹筏レース

現在下松市内の竹林の手入れが出来ず、繁茂して困っていると聞いている。竹林の整備に県の助成金で少しずつ整備はされている。

竹林に手を入れないと根は一年に土中を何メートルも延び、切らずに延びた竹は道路や宅地に垂れ下がり厄介な事になる。竹林の所有者が高齢になり手が届かない場合や、所有者がわからない場合に問題は起る。昔は竹の使い道が沢山あり又タケノコの消費も今より多く、竹林は整備されていた。現在竹そのものが忘れられている。この問題に目を向けるのに妙案がある。笠戸島で毎夏行われている筏レースの筏を必ず竹で作る。これを実行するには、竹林へ行き竹を切らなければならない。自然と竹への関心も高まる。整備の出来ない竹林の持ち主と掛け合い、竹を分けてもらう。竹林の整備を手伝う。春にはタケノコを掘らしもらう。こんな図式が出来る。

竹筏レースに出場するチームが20チームあれば20の竹林が少しずつでも整備される。今、海が発泡スチロールやビニールで汚れが世界的にも問題になっている。竹で筏を作れば一石三鳥くらいの効果があると思うが、いかがだろうか。

坪郷