6月はドクダミ草の季節、市内のどこでも咲いています。特に湿った日陰の道端や空地、多年草で高さは20~50センチになります。4枚の白い花弁は総苞、中心の黄色円柱のものが花です。
独特なにおいは強烈ですが、花は清楚。
いくら摘んでも別のところから、アスファルトの割目からでも生えてきます。
ドクダミは毒を矯正し抑制する意味で毒矯め(ドクタメ)。毒にも痛みにも効く毒痛め、又色々な十種類の薬効があるので十薬(ジュウヤク)とも言われて漢方薬の中心にいます。漢名で蕺草。英語名ではHouttuynia cordata。下痢止めでよく間違われるゲンノショウコは、白い花弁が5枚で茎も少し違います。東南アジア(ベトナム等)では生で食べる習慣もあるそうですが乾燥すると臭みも抜け飲みやすくなります。
[簡単なドクダミ茶の作り方]
茎から抜いて水洗いし、陰干しで乾燥。小さく千切ってOK。飲むときはお茶と同じで三煎ぐらいまで飲めます。自宅でも出来る優れものの茶色い健康茶です。お試しください。
今治