“パソコンは便利ですよ” “使わないと損ですよ”柳さくらクラブの皆さんに、声かけがきっかけで、今年7月から9月にかけて5回の講座が開かれた。平均年齢82歳、最高齢は88歳の佐伯寅秋さん、講師は西原伴良・服部守成・氷室久雄(日立OB)さんの3名に、経験者数名と恵まれたスタッフの中で、アシストによる1対1の授業が行われた。12月2日は修了式、各人のパソコン操作による発表と忘年会をかねての懇談、生徒さんの目は輝いていた。
講評の中で、趣味の俳句や短歌と写真を組合せたものなど落ち着きのある作品や、外国の孫に写真やメールを送る、等年齢に深みを増した作品と話された。講師も生徒も初めはどうなるかと思っていたようだが、成果は充分感じられたようだった。人生の大先輩の人達が新たな事に立ち向う、仲々出来るものではないが、来年も再来年も続けられ、下松の良さを、日本中に、いや世界中に発信して欲しい。
年を重ねただけでは人は老いていない、理想を失う時に初めて老いが来る。こんな言葉があるが柳さくらクラブの皆さん、今が青春ですね。
T.T