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変わって行く常識

常識とは、広辞苑に「一般の人が持っている知識と共に理解力・判断力・思慮分別」などと書いてある。他人が常識外の事をした時には、なんであんな事をするのと思うが、それでは自分は常に常識的な行動をとっているのか。常識には幅があり、自分の幅の中に入っていればなんでもないが、いない時には文句が出るものである。常識は親兄弟や学校、他人の言動から得るものだが、現在の世相は他人の行動に関心を持たなくなった事も、非常識がはびこっている原因だろう。ある識者は現在の常識も時代と共に少し変化しているかも知れないがと言われていたが、歩きながらの立喰いなど駄目は常識だったが、他に茶髪やコスプレもいつのまにか受け入れるようになった。誰が見てもおかしいと思われる事はしないのが常識。

会社内・学校内・地域・それぞれの常識が、あるが社会に出れば社会の常識は従わなければならない。最低限のルールを守るのは常識。住み良い社会にするには、ほど良い常識が必要である。自分自身で“自分の常識”を確認してみたいものだ。

T.T