今、防府市では市議会議員を半減する事に関して市長と議員とが対立していると聞くが、これはあまりにも唐突すぎるようにに思われる。議員の人数を減らせば経費が削減するのは当然だが、その根拠がいる。誰もが納得のできる数値が必要であろう。
ある有識者が逆説的な話をした。市議会議員を増やしてはどうかと。人数は増やすが報酬を減らす、ということだ。
外国では、ドイツやスウェーデンなどは職業を持った人が、ボランティア活動として議員になり活動しているようだ。昼間は働き、夕方より議会を開く。日本では考えられないと思っていたが、議員を増やせば今までよりは票が少なくても当選できる仕組みとなるので、自営業者やサラリーマン、若い人々や定年された方など、従来では当選できにくい人でも議員になれる。経費削減の人減らしが、各市でも話題になっているが、逆に人数を増やし、報酬を下げると総額が減る。こんな逆転の発想があってもと、思う。いかがなものだろうか?今すぐにとはならないだろうが、将来このような議論が日本で起こってほしいと願っている。
T.T