山口県と下関市は１０日、２１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち周南市の女性５人は、サービス付き高齢者向け住宅の入居者や職員で、県は感染者の集団クラスターと認定している。

　感染が確認されたのは１０歳未満から９０代までの男女２１人で、周南が８人、岩国５人、山口が４人などとなっている。２１人のうち周南市の女性５人は、サービス付き高齢者向け住宅の入居者と職員。９日感染が発表された８０代の女性２人も同じ施設の入居者で県は７人の感染が確認されたこの施設で、県内１０例目のクラスターが発生したと認定している。この施設には入居者が約３０人、職員が約２０人いてこれまでの検査の結果、７人以外は陰性だったという。

　これで県内の感染確認はのべ７０６人となり１０日午後３時現在、入院は１２０人、重症は３人。