全国に「緊急事態宣言」が出されることになった。
7都道府県への緊急事態宣言を発したおかげで、移動制限をセットにしなかったことから、「コロナ疎開」によってさらに広まってしまった形になった。緊急事態宣言によって各県知事らに、法の下、各種権限が与えられる。感染拡大防止に最善策を。
ところで、政府の対応が遅いと言う人がいるが、国民と政府の関係とはなんなのか疑問に思う。基本自分のことは自分でやるべきで、政府が法の下に発する「宣言」で自由を奪われるわけだから、政府が慎重になるのは民主主義国家では仕方ないことだ。むしろ善良な政府だと思う。他人のせいにせず、自分で考えていきたいものだ。
しかし、どさくさに紛れて東京高検の検事長任期延長を今審議に入れてくるのは、いただけない。即刻やめるべきだ。廃案にすべき。
ところで、COVID-19に対して真に短期決戦で臨むのなら、外出自粛を「要請」ではなく「指示」で統一した方がよい。指示したあと、二週間後に分析して日々観察する。それから休業補償は急務だ。
個人一人に10万円を本当に配るの?
片山晋一