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「ありがとう」について

小さい子供さんから、「おじさんありがとう」と言われると嬉しいものです。妙齢の夫人から「ありがとうございます」と言われれば尚嬉しいのは当たり前だが、私事で恐縮だか私は若い時営業に携わっていた。お客様の会社から帰る際に「ありがとうございました」と必ず言いなさいと先輩からこんこんと言われ、50年間の会社勤めに「ありがとう」の言葉が思い出される。誰しも言われて腹を立てる人はいない。

先日妻と車で買い物に出かけた際、下松-田布施線の道路上に動物の死骸が踏みつけられているのを見て、買い物の途中、市の環境衛生課に行き連絡した。課の人が素早く対応してくれて、その対応の中に、連絡してくれて有難うという気持ちがこもっていてすがすがしい気持ちになった。

数年前、我が家の近くの歩道上に大量の大型犬の糞に迷わされて、環境衛生課に相談に行った際、すぐ動いて頂き、立札2本をガードレールに括り付けて貰い、解決したことがあった。
その後、市にお礼に行き、「ありがとうございました。おかげできれいになりました」と課長さんと係長さんにお会いした際に、「わざわざありがとうと来られたのは初めてですよ」と言われた事を思い出し、有難うの言葉の深さを知った。

何気ないたった五文字の「ありがとう」には、ぎすぎすした世間の潤滑油になる効用があると思う。あなたに会えて有難う。あなたをお話ができて有難う。あなたに元気をもらえて有難う。こんな気持ちで有難うが言える運動の先兵になれたらと思うこの頃です。お目を通していただき「有難うございます」

T.T