昨年12月に発刊された、「第4集　防長山野へのいざない」に大谷渓谷道の案内記事が掲載された。このハイキングコースは一昨年より日立製作所のOBの竹田、永田、戸取、林氏が中心となって、コースを整備、OBの皆さんが協力され、埋もれかけていたハイキングコースが日の目を見た。当初は人の背丈位の草木や倒木が行く手を阻んでいたが、道の整備と道標整備がされ、初心者には少しきびしいかもしれないが誰でも行けるコースとなった。このコースは、大谷第２墓地の駐車場を起点とし大谷ダムを右に見て、大谷溜池(瓢箪池)を通過し茶臼山頂上349mに到る。頂上から光方面や若宮降松神社に降りるコースもある。道標や道なども登る度に皆さんの熱意で良くなっている事は、このコースに愛着を持たれた人達が多くなっているのは嬉しい。このコースの特徴は下松駅から近く、展望がよく笠戸島、下松湾、太華山(362m)などがすぐ近くに見え、一度足を踏み込むと病みつきになるコースである。下松には笠戸島・米川と２つのハイキングコースがあるが、このコースも第３のコースとなって欲しいと願っている。

　私も一度このコースを登ったが、初心者でも足をのばせるコースである。こんな素晴らしいコースを知っている人が少ないのは残念だが、将来下松に二泊三日で、下松の３つのハイキングコースのツアーが出来ればと、夢は膨らむ。

T.T