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家族村から古島、野島を見る

笠戸島の無人島

下松市には島が5つある。
①笠戸島②古島、潮が引いて干潮となると渡れる③白浜小島④火振岬小島⑤鼻刳りの端

今回は古島について

笠戸島のカツネ岬(知中)と周南市大島との間の魔口(マクチ)と云って、幅が狭い笠戸湾の出入り口があり、その中間の沖合いに周囲4km、広さも18調歩(18ヘクタール、54,000坪)の小さな古島が海上に浮かんでいる。

地元の民話伝説として、昔この島が誰の所有かわからず近い方のものと云うことになり、大島側の東風石(こちいし)と笠戸島深浦のカツネ岬から早船を出し艪をこいで行き、両方の船が古島に同時に着きそうになった時、深浦の「守田老人」が、一足早く島に草履(ぞうり)を放り上げたため古島が笠戸島のものになったと伝えられています。

昭和20年代までは畑や井戸があり、船で出作りされていましたが、今では兎が数匹住んでおり、渡船で釣り人が磯釣りをしたり、夏には海水浴やキャンプをする人も見受けられます。

今治

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