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2012年の『風鎮祭』

8月30日の夜、恒例の風鎮祭(ふうちんさい)、納涼仮装盆踊り大会と餅まきが下松市中市の妙見宮鷲頭寺で行われた。

盆踊りは、精霊を迎え慰めるたり、自然現象に対する祈りを伝えること、そして、今を生きている仲間との絆を確かめ楽しむための祭りだ。

妙見さんの風鎮祭は、二百十日の台風を鎮め豊作を祈る祭りとして、数百年続いている下松で一番古い行事である。各地区から集まった18組の仮装踊りも祭りを大いに盛り上げ、下松駅から中市まで出店した多数の夜店もまた3,000人を楽しませた。

口説(くどき)の唄い手は酒を飲まず砂糖水で喉をうるおし、太鼓は逆に酒を一杯ひっかけ、撥(ばち)にも湿りを入れるとよく響くそうだ。※猫柳か夾竹桃(きょうちくとう)の枝でつくられ、猫柳の方が鳴りがよいそうだ。

昔は8月31日に行われていた風鎮祭であるが、小中学生にとっては夏休みの宿題最後の日に当たるため、1日前倒しして30日にしたとのことだ。

団体優勝(西地区婦人会)

個人優勝(吉永雄央さん)

新しい太鼓(150万円也)

口説の風景

《祭りの風景》

昔懐かしお面たち

写真をねだる子どもたち。とっても良い顔してます。

夜店を楽しむゆかたの子どもたち

福くじ販売所(200円)

福くじ販売所(200円)

※編集者片山です。
私、「福くじ」の銀賞が当たってしまいました。なんか申し訳なくて(ー_ー)!!
“銀賞:扇風機”、欲しがっている人に差し上げたことをご報告申し上げます。