温暖化対策については色々な試みが各家庭でも行われていると思う。
案外知られていないのが、地中熱換気の利用。学校関係者や、花岡地区の一部の人はご存知だと思うが、花岡小学校の教室にはその装置が取り付けられている。その原理は、地下5mの地熱を利用し水でろ過し部屋にファンで送る方法である。
冬は16℃~18℃、夏は15℃~17℃の地熱を送ることにより、エアコンを使わず快適に過ごせるこの方法は徐々に知られてきている。愛知万博の日本観にも採用されたと聞く。一般家庭でも(山口県)使われているようだ。利点としてはエアコンを使わずに冷暖房ができる。チリ、ホコリを98%除去できる。花粉対策・エアコンの嫌いな方など利点は多い。その逆として工事費が高いのが欠点とされている。工事件数の増加や、工事方法改善など順次解消されると思うが、抜本的なことは国が幾ばくかの補助を出す事だろう。歓喜のファンを24時間回しっぱなしでも、月額1,800円とエアコンと比較して経済的なのが一目瞭然。家の新築をお考えの方、ご一考を!
T.T