切山八幡宮にて昨年に続き公演。約260年前この地、切山で歌舞伎が切山八幡宮に奉納され現在まで続いている。この切山歌舞伎が昨年に続き公演され、今年は境内に200人が集った。保存会の年令も中学生から71歳の約30人、「以前より人数も増え、公演も続けられる態勢が出来た」と初代世話人の大木 輝彦氏(71)が語っていた。切山歌舞伎は山口県指定無形民俗文化財に指定されている。維持し継続する事は並大抵ではない。切山歌舞伎は、切山地区の人達の心の故郷と、誇りが感じられる。保存会と後援会が車の両輪となり、いつまでも伝統ある切山歌舞伎を守り続けてもらいたい。
※切山歌舞伎保存会(保存会会長 大木 望、後援会長 梅田 幸子)
切山歌舞伎 主な出来事
- 1757年 初奉納
- 戦時中 中断
- 1952年 保存会 結成
- 1968年 県の指定無形民俗文化財
- 2014年、2015年 定期公演 復活
坪郷