平成29年12月19日付で下松市指定第15号として、天王森古墳が史跡記念物をして指定された。
一基(905.22㎡)
所在地:下松市桜町3丁目239番地
所有者:東洋鋼鈑㈱
天王森(テンノーノモリ)古墳は西豊井字天王にある前方後円墳で、かつては東光寺東古墳と呼ばれていた。
末武平野の東側の北山、標高(166m)の先端部に立地し末武平野、笠戸湾を望み南西200mには天王森西古墳がある。
全長45m、後円部径25m、前方幅25m、後円部高さ 5m、前方部高さ 4.5m、墳丘の形状などの特徴から6世紀代前半と推定される。
下松市から周南市にかけての地域はかつて「都怒つぬ」と呼ばれ「先代旧事本紀」巻十「国造本紀」にみえる「都怒国造」の支配する地域で首長たちの墓の一つと考えられる。
今治