山口県は28日、周南市と下松市で計11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。

　このうち周南市と下松市の８人は知人同士で、県はクラスターと認定した。 新たに感染が確認されたのは下関市２人、周南市６人、下松市５人で、２０代から６０代までの男女あわせて１３人。 周南市の５人と下松市の３人は知人で、２７日に発表があった下松市の５０代男性と一緒に、今月２０日に周南市内のカラオケ店やに行っていた。同じ行動をしていた感染者が９人となり、さらに２次感染も１人出たことから、県は県内９例目のクラスターと認定。

  下関市の３０代の女性は、クラスターが発生し、５人の感染が判明した市立市民病院の医療従事者で、これまでの感染者とは別の病棟に勤務していた。市民病院では感染者が６人となった。 県内での感染確認は、これでのべ５３７人となり、入院は９０人、重症者は４人。